「みかん国のオレンジ・ローディー」
どうも、KenGoです(*´∇`*)
今回は、ロードバイクで事故に遭わないための、道路走行の作法について考えたいと思います。
まず、サイクリングを始めた方が最初にぶつかる疑問として、道路のどこを、どんなふうに走るのが正解かよく分からない、ということがあるのではないでしょうか。
自転車は、歩道を走っていいの?
えっ、歩道を走るのが正解なんじゃないの?
車道を走れって?
ムリムリ!車がバンバン走っていて怖いじゃん!
最初に、このあたりにぶち当たるんじゃないでしょうか?
正解は、自転車は歩道を走ってはいけません。
ただし、特例として自転車も走って良い歩道があります。
これが歩道における自転車の扱いです。
詳しい道路交通法は割愛しますが(各自ぜひ調べてみてください)、
下の画像のような標識がある歩道は、特例として自転車も走っていよい「歩道」です。
今度走るときに、注意深く歩道の標識を見てみてくださいね。
ほとんどの歩道にこの標識があると思います。
私が住んでいる愛媛県ではそうです。
ただし、その場合でも我が物顔で走っては行けませんよ〜。
歩行者の妨げにならないような速度と方法で走行しないといけない、と定められています。
「歩道」の主役はあくまで「歩行者」ですからね。
じゃあ、自転車はどこを「主役」として走れるんでしょう?
それは「自転車専用道路」です。
ここは、歩行者すら通行することができない「自転車のパラダイス」です。
しかし、その専用道路の総延長距離は、全国あわせても475キロしかありません。(2006年のデータ)
まあ、ほとんど無いに等しいですよね^^;
では、ある程度の速度で走行することを目的とした、スポーツ・サイクリストはどこを走れば良いのでしょう?
結果、「車道」ということになっちゃいます。
しかし、車道は自転車乗りの天敵(?)、「自動車」がうようよと徘徊する(笑)デンジャラス・ゾーンです。
その危険地帯で、事故をしたり、事故にあったりしないようにスマートに走るにはどうしたら良いのでしょう?
私の経験上、有効な作法や自衛手段だと思うものを少し書いてみます。
・怪しい動きをする車とは必ず距離を取り、極力関わらないようにする。
・ 後ろから大型ダンプが迫ってきた場合、可能であれば広い路側帯で減速または停車し、ダンプをやり過ごす。
その時、軽く右手を上げて譲ってあげるとベストでしょう。 たいていクラクションでお礼の返答をしてくれます。
・ 信号で停車するときは、無理に車の左側をすり抜けて、先頭に出ない。
せっかく苦労してあなたを抜いたドライバーが、再度あなたを追い越そうとするとき、どのような行動にでるのか予測がつかないでしょう?
とにかく我が身を守るため、可能な限りリスクを減らす行動を心がけることが大事です。
また、車道を走る上でとても効果的だと私が実感しているのは、右に左に頭をよく振ることだと思います。(特に市街地では)
それも大げさに。
周囲にアピールするようにオーバーアクションぎみに。
その場合、ヘルメットは蛍光色などの色だとベストです。(暗い色だと効果が限定されるかもです)
人間の目と脳は、揺れるものに注意が惹きつけられる特性があるそうです。
特に男性の場合は。 心理学的に狩猟本能を刺激するらしいですね。
さらに全体像のなかで一番上にある「頭」の部分が右に左に動くのだから、いやでもドライバーの注意が惹きつけられます。
そして頭を振ることで、
「この自転車は右後方をしきりに見ていたから、もしかしたら急に右に出てくるかもしれないぞ。」とか、
「こいつは左を見ているから、左折の準備をしているのかもしれないぞ」とか、様々なシグナルをドライバーに送ることができるのです。
また左の側道から車が出てきそうなときは、「頭」を左に向けてそっちの方を見るだけで、かなりの抑止効果があると感じています。
反対の立場に立ってみたらよく分かりますよね。
車に乗っている自分が、左折で大通りに出ようと待機しているときに、ロードバイクが高速でやって来たとします。
そのロードバイクがこちらに首を振って、ジーーッとこちらを見ていると感じたドライバーは、
「この車がいきなり大通りに出てきて自分の進路を塞がないか、注意を深く見ているんだな」と気がつきます。
とにかく、人間は自分に向けられる視線にはとても敏感です。
私の場合は、かなり大げさに、覗き込むように首を振ってドライバーに注意を促し、そのドライバーの目を見つめます。
大抵の場合は、私の視線に気がつき、私が通り過ぎるまで待ってくれるドライバーがほとんどです。 そのときは、私も会釈をして、私の存在に気がついて待ってくれたお礼の意を伝えます。
すると、また大抵のドライバーは会釈をし返してくます。
逆に、視線が合わないドライバーは要注意です!
こちらの存在に全く気がついていない危険性が大ですから!
突然、目の前に割り込んで入ってくる可能性があります。
なので私はそのような場合は、減速しつつ、いつでも急制動が掛けれるように準備をして、慎重にその車の前を横切ります。
この方法で、何度も衝突の危険を回避することができました。
意外に多いのが、左側からの車じゃなく、右側から右折で出てくる車。
特にお年寄りが運転している車は、要注意です!
わざと自分のロードバイクにブツけに来ているんじゃないか?
と思うぐらいジャストタイミングで出てくる場合があります(||゚Д゚)
右側から出てこようとしている車も要注意ですよ!
まあ、道路上においては、自分以外の全ての人を信用しないことですねヾ(。>﹏<。)ノ゙
信用しないことを大前提として、極力大げさな身振りや態度で、自分の周りの他者、自動車のドライバーや歩行者とコミュニケーションを図るようにしています。
自分の意思や感謝の意を表現しながら走行していると、不思議と車から嫌がらせなどの行為を受けることがなくなりますよ。
実際、私は一度も車から嫌がらせを受けた経験がありません。
実社会でも、路上でも同じ原理ですよね。(まあ、路上も実社会ですが)
う〜ん、書きたいことはたくさんありますが、今回はここまで!
次回に続きを書きたいと思います♪
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