ロードバイクに乗るということ(その2)

「みかん国のオレンジ・ローディー」


どうも、KenGoです(*´∇`*) 


ローディー達はなぜロードバイクに乗るのか?

そんな根源的な問題を、自問自答して整理してみます。 


前回の記事で、以下の5つの理由をあげました。 


 (1)旅の楽しみ 

 (2)食の楽しみ 

 (3)スピードの快楽 

 (4)機材の楽しみ

 (5)達成感の喜び 


まず、(1)の旅の楽しみですが、これはロードバイクに乗り始めて最初に感じる楽しみではないでしょうか。 


我々ローディーは、ロードバイクという機材は使いますが、ほぼ「自力」で信じられないほど遠くへ行くことができます。

最初はせいぜい20km、30kmぐらいの距離かもしれませんが、それでも自分の力だけでその地に来ることができた感動・・・ 

私も最初のロングライドの感動を今でも鮮明に覚えています。


慣れて来ると100kmを超えるロングライドも難なくこなせるようになります。 

100kmといったら本当に立派な「旅」ですよ。

隣町というより、隣町のそのまた隣の町まで行くこともできます。 


四季の移ろいを文字通り肌感じて、沿道の景色を視界いっぱいに楽しみ、またそこに住む人たちの生活をもリアルに感じることができる。 


車移動では今まで気にしたこともなかった道が、実は結構な上り坂だったことに気がついたり、時間帯や季節によって風が吹く方向が違うことを体感したり、はたまた道端で椅子に腰掛けているおばあちゃんに思いもよらず声をかけられたり・・・


自分が住んでいた土地から徐々に離れて、風景やちょっとした習慣の違い、方言の違いなどが土地土地によって変わっていく様子を味わうことができる。


自動車やオートバイ、電車などの味もそっけもない移動と違って、その道中は濃密な「旅」を堪能することになります。 

それが「ロードバイクに乗る」ということの醍醐味の一つだと思います。 


(2)食の楽しみ


ロードバイクで長距離を走るようになると、昼食などを目的地で取ることが多くなると思います。

逆に、遠くの地の評判のお店に食べに行くこと自体が、ロングライドの目的となっていることもありますよね。

むしろスポーツバイクに乗り始めのころは、それがロングライドの最大の動機付けだったりします。

ましてや女性の場合ならなおさら、でしょう。


膨大な運動をして往復するので、カロリーを気にせず美味しいものを食べれますもんね。 

さらにグループライドだと、食事の楽しさが何倍にもなります。


機材の話や次のライドの話など、同じ趣味の仲間であれやこれやと話しながらの食事は、最高のひと時ですよね。 


(3)スピードの快楽 


これは、男性ならほとんどの人がこの魔力に取り憑かれていることでしょう。


平坦な道路で時速30km、35km、場合によっては40kmと、まるでオートバイや自動車のような速度で駆け抜けることができるロードバイクは、眼前で流れる景色から「流体刺激」を受けて快楽物質であるドーパミンを脳内に分泌させるそうです。 


これがスピードの快楽の正体です。 

スピードは純粋に気持ちがいいのです。

 

そして適度なドーパミンの分泌はストレスの解消につながります。 


(4)機材の楽しみ


 ロードバイクはよく機材スポーツと言われます。

 またこれは、ネガティブな意味でもよく使われます。 


「初期投資に高額な費用がかかる」、「速く走るための軽量化には多額な費用がかかる」などなど。

 しかし、機材の投資によって性能をあげることができるのは、純粋に楽しい行為でもあります。


比較的安い部品に交換しただけでもその効果を体感することができたりします。 

しかも、それらは(その気になれば)すべて自分の手でパーツ交換や調整をすることができるのです。 

多くの男性にはたまらない行為ではないでしょうか? 


とにかく男性は「性能を上げる」ことに夢中になりやすい種族ですからね(*´ω`*)


よく似た趣味に自動車やオートバイがありますが、それらのパーツ費用に比べると、ずっと安価な費用で楽しむことができます。


また初期投資である車両本体の価格ですが、プロがレースで使用するようなハイエンドのバイクでもせいぜい(?)100万円か150万円程度です。


いやいや、自転車ごときにそんな金額はありえない!

とサイクリスト以外の一般の方はおっしゃいますが、そのクラスのロードバイクは自動車でいうとF1カーのレベルです。 


F1の車両本体は一説には1台10億円以上と言われています。 

それが「たったの100万円」で所有できるんですよ! 

1000分の1の費用です。安い! 

(でもバイクだけ高価なものにしても、それだけでは速く走れないという落とし穴が・・・)


F1カーとはいかなくても、スーパーカーのフェラーリだとおよそ3,000万円。

対してミドルレンジのロードバイクで30万円前後。

それでも100分の1です。


車なんかの趣味に比べると、ずいぶん安上がりな趣味だと言えますよ。 

って奧さんには毎度そういう言い訳をしています^^; 


(5)達成感の喜び 


これはすべてのスポーツが共通して得られるものだとは思いますが、ロードバイク特有の達成感というものがあります。 


例えばロードバイクに乗るというスポーツ行為そのものが、他の競技に比べて極めて長い時間、その運動を連続して行うことが挙げられます。

100kmのロングライドでは通常5時間程度。200kmだと10時間以上も走り続けているんですよ。

(もちろん途中で食事休憩や補給休憩はありますが)


他の競技ではちょっと考えられないでしょう。 

サッカーを10時間ぶっ続けでやるとか、10時間マラソンで走る続けるとか。


こんなことをローディー達は、(人によっては)毎週末やってるんです。


もちろんロードバイクという、「速く・遠く」へ走ることにだけ特化した乗り物の、エネルギー効率の高さがそれを可能としている訳ですが。


それでもそれだけの長時間、運動をし続けていることには変わりがありません。

なのでかけた時間の分だけ、達成した時の喜びは他のスポーツに比べて何倍も大きのではないでしょうか。 


また「旅の楽しみ」にも共通しますが、それだけの膨大な距離を自分の力だけで移動した!という達成感も半端ないものがあります。 


だって普通なら「自動車でも遠いな〜」って思うほどの距離を、自転車で行って帰ってくるんですから。


 以上ダラダラと書きましたが、とにかくロードバイクは、趣味として長く続けられるだけの動機がたくさん詰まった類いまれなスポーツ(趣味)だということです。 


決してエコだとは言いません。

だって走り続けるためには多量のカロリーを摂り続ける必要がありますから(笑)


決してダイエットに有効とは言いません。

だってちょっと恰幅が良いローディーもたくさんいますから(笑)


エコだとか、ダイエットとかいう理由はすっ飛ばしても、こんなに魅力があるロードバイクだからこそ、ローディー達はロードバイクに乗り続けるのでしょう。


でも、落車にはくれぐれも注意してね♪

健康あってのロードバイクですから。


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みかん国のオレンジ・ローディー

愛媛県(みかん国)松山市在住の新米ローディーのブログです。 30年来、スポーツらしいスポーツをしてこなかった40代男が、 2016年の秋のある日、ひょんなことからロードバイクを購入したことによる、 ロードバイク奮闘記です。

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