「みかん国のオレンジ・ローディー」
どうも、KenGoです(*´∇`*)
今回は、愛媛のサイクリング事情について少し紹介してみたいと思います。
「サイクリング・パラダイス構想」を県の施策として表明する愛媛県には、「サイクルオアシス」なるサイクリストの休憩所が数多く存在します。
空気入れ、水、トイレ、ベンチなどを無償利用できるスポットで、共通のバナー(看板)を掲げているため、目につきやすくなってます。
こんな感じです♪
(画像:サイクルオアシス 道の駅伊方きらら館)
しまなみ海道を走ったことがある人は、一度はこんなバナーを目にしたことがあるかも知れませんね^^
コンビニや道の駅、ギャラリーやミュージアム、雑貨屋、温泉、お好み焼き屋、ラーメン屋、レストラン、カフェ、居酒屋、本屋、教室など、多種多様なお店や施設が協賛して「サイクリストに優しい愛媛県」を盛り上げています。
その数なんと300ヶ所以上!
(画像:愛媛県庁資料より)
全国的に有名な「しまなみ海道エリア(今治市)」には、最も多い63ヶ所ものサイクルオアシスが。
松山市を中心とした中予(ちゅうよ)エリアに50ヶ所。
宇和島市などの県南部地域、南予(なんよ)エリアに71ヶ所。
また県内全域のコンビニで「コンビニサイクルオアシス」化した店舗が81ヶ所。
合計すると300ヶ所以上になるらしいです。
私の実感としては、今治市を中心とした東予(とうよ)エリアのコンビニには、ほぼ必ずと言っていいほどバイクラックの設置があるような気がしています。
また一般の食堂やカフェ、銀行などにもバイクラックの設置率が高くて、たいへん便利ですね〜。
私の住む松山市(中予エリア)では、今治市ほどバイクラック設置率が高くはありませんが、それでもコンビニを中心に徐々に増えている感じです。
伊予銀行などの地元金融機関が、愛媛県の「サイクリング・パラダイス構想」に応えて、県内の各施設に、無償でバイクラックを提供していることも影響しているのだと思います。
また、サイクルオアシスを提供している各施設は、サイクリストに対してとても好意的で、どの場所でも気持ちよく利用することができますよ。
四国八十八箇所を巡礼するお遍路さんに対する四国の人の「おせったい」文化が、「旅人=サイクリスト」に対する無償の施し、おもてなしとして発露しているしてるんじゃないかと思います。
愛媛の成功例を受けてかどうかは分かりませんが、全国にも類似のサポートステーションが増えているそうです。
(琵琶湖周辺のサイクルサポートステーションや、奈良県の「ならクルサポーター」など)
サイクリストにとっては大変ありがたいことですね♪
このほか、愛媛では「ブルーライン」の整備や、独自のサイクリングコースである「愛媛マルゴト自転車道」(全26コース)の設定&普及、また四国4県を巻き込んだ「サイクリングアイランド四国・四国一周サイクリング」プロジェクトなど、次々と独自の自転車施策を打ち出しています。
このような取り組みが全国に波及していき、サイクリストたちにとって「安全」で「快適」、そして「楽しい」空間が増え、今まで以上にサイクリング・ライフを満喫できるようになるといいですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
もちろん欧米の自転車施策に較べると、日本の取り組みはあまりに遅れていますが、何かしら着手しないと事態は改善しないですもんね〜。
今回は、愛媛県にたくさん存在するサイクリストのオアシス、「サイクルオアシス」のお話でした。
また機会を見て、愛媛県の他の、自転車に関する取り組みについてもお話ししたいと思います♪
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