「みかん国のオレンジ・ローディー」
どうも、KenGoです(*´∇`*)
今回から数回にわたって、私が所属するサイクリング・チームの定期ライドの模様をお伝えします。
まだボッチで走っている方。
サイクリング・クラブに入ってみたいけど、どんな様子か分からないので不安な方。
速く走れるようになりたいけど、グループライドで速くなるの?という疑問をお持ちの方。
松山市近郊にお住いで興味があるかたは、ぜひ一度サイクリング・チーム「らくりん」のホームページをのぞいて見てください。
ゆるポタ・グルメライドからガチ練ライド(笑)まで、幅広い要望に応えてくれる、懐広いチームです。
(規則などもほとんどない、ゆる〜い運営が持ち味のNiceなチームです)
愛媛県のいくつか他のチームとも交流があって、きっと楽しいサイクリング・ライフを満喫できますよ╭(๑•̀ㅂ•́)و
宣伝はこのぐらいにしておいて・・・
2017年10月8日(日)。
私の生涯2回目のグループライドが開催されました。
しかも、今回から「らくりん」史上初(!)の「上級」コースが設定され、古参メンバーもザワザワしていたはず。
推測するに、ここ数回、中級班において鬼軍曹Hさんによるガチ練傾向(笑)が徐々に強くなってきていたため、これはもうガチ練は「上級班」としてはっきりと区別しよう!と運営幹部が決定したのではないかと。
「らくりん」自体が結成されて2年ほどのチームですが、これで晴れて「初級」、「中級」、「上級」のフルセットが構成されるようになったわけです。
初の「上級班」設定という、記念すべきグループライド。
これはぜひ初物「上級班」に、初心者ローディーでありながら、無謀にもチャレンジしてみようと・・・
事前のコース希望アンケートのページで、「上級」を恐る恐るポチッとします(。>ω<)ノ
グループライドを週末に控えたある日、Strava上で繋がっていたTさんから「Kengoさん、今週末はお世話になります!」とのコメント。
んんっ???
どういうこと???
Tさんは、泣く子も黙る(笑)SOTOKANのメンバー。
そう、前回のグループライドで伯方島から急遽参戦されたMさんと同じく、松山市内の外環状線を舞台に夜な夜なガチ練に励むチーム(彼らは部活動と呼ぶ)の剛脚ローディーさんです。
今回はTさんも「上級班」に参戦するということ?
らくりんのグループLINEで班長のHさんに尋ねると、
「ですです!外環の方です。他にもSさんやNさんやKさん、前回急遽参加されたMさん、冒頭だけ筋肉さんなどがスポット参戦予定です」
とのこと。
ぬあんですと???
全員Stravaで繋がっていた方ですが、Mさん以外、一度もお顔すら合わせたことがない方々。
しかもLOGで見る限り、皆さん大変な剛脚揃いで、私からすれば雲の上の存在の方ばかりです。
とっても不安になって、
「Hさん、私、本当に上級で走って大丈夫でしょうか・・・?」と尋ねると、
「Kengoさんの走力なら、十分彼らと一緒に走れますよ( ´∀`)」と返答。
イヤイヤイヤ〜〜〜〜ッ!
無理でしょ!
絶対無理でしょう!!!
貧脚ローディー代表の私が、「外環」の剛脚モンスターの人たちと一緒に走れるわけがない!!!
しかし自ら「上級」を志願した手前、今更それを引っ込めるわけにもいかず、当日まで戦々恐々としながら過ごしました。
コースの説明を忘れていましたね^^;
今回はよりにもよってかなりのロング・ライド。
愛媛県の最西端、佐田岬半島を目指す「佐田岬ライド」。
往復の走行距離は200km弱。
自宅からの自走距離を含めと、およそ230kmのロングライドとなります!
完走できれば、もちろん自己最長記録更新です。
(その時点までの最長記録は160kmでした)
ただでさえ、その距離に尻込みをしていた上に、今回は外環メンバーを加えたガチ練となる模様。
さてどうなることやら・・・(TдT)
日曜日の早朝、伊予市しおさい公園メインゲートに集合したのは、らくりん上級班・班長Hさん、メンバーのIさん、私KenGo。
そしてスポット参戦として5名(冒頭だけ6名)の外環モンスター達が召喚(笑)、いや集合していました。
ピナレロのMさん、スペシャのTさん、黒トレックのSさん、白トレックのNさん、スコットのKさんの5名に、お仕事の都合でわずかな時間だけ参戦の筋肉さん(!)です。
ここで、冒頭しか参戦できない脅威のスプリンター・筋肉さんのために、班長Hさんがちょっとした企画を提案しました。
「先発した上級班に、後追いの筋肉ゴリラさんが追いつくことはできるのか?」ゲームです。
ゴールは中継ポイントである長浜のローソン。
問題は筋肉ゴリラさんが何分後にスタートするか、です。
「何分後ぐらいに出発したら追いつけますかね?」と班長Hさん。
「・・・そうですね、10分後ぐらいでどうでしょう。」と答える筋肉さん。
その言葉で、班長の闘争心に火がつきます、、、^^;
班長「10分!?10分ですか!マジっすか~!!」
そう。
そのやりとりでもって波乱の、そして怒涛の200km岬ロングライドが幕を開けることになったのです(笑)
朝7時すぎ、9名のローディーたちが愛機を駆って、次々としおさい公園から飛び出して行きます。
先頭は漆黒のGiantを駆る班長Hさん。
2番手に蒼いPINARELLOを駆るMさん、そして3番手に赤TREKの私KenGo。
ここまでは前回の大三島ライドと同じ順番です。
私としては最後尾をぼちぼち着いていきたかったのですが、一応「らくりん」主催のグループライドなのであまり後ろに行くこともできず、なんとなくその位置取りとなりました。
そのあとにGiantを駆るらくりんのIさんや、外環のメンバーが続きます。
最初はゆっくりスタートかと思いきや、出だしから班長がガンガンに曳いていきます!
メーターを見ると、35kmでの巡航は当たり前。時には40km近い速度が出ています。
(ま、まじですか、班長!?このスピードでスタートですかぁぁぁぁぁ?)
心の中で私は叫びます(笑)
もうすでに心拍数は170オーバー。
このペースでは私は絶対持たない・・・
上級班に志願したことを激しく後悔しながら、必死で着いて行きます。
班長Hさん率いるトレインは、そのままスピードを落とすことなく最初の坂である「三秋峠」に突入!
時速30km以上のスピードで坂を駆け上り始めました。
私にとっては体験したことがないスピードでの上りです。
(こ、これ、平坦のスピードやんっっ!?)
しばらくは必死でついて行きましたが、ほどなく心肺は悲鳴をあげ、私は左に寄って後続のモンスター集団に道を譲りました。
剛脚モンスターたちは脱兎のごとく飛び出して私を追い越してゆき、三秋峠を尋常ならざる速度でぐんぐん上っていきました。
その集団を見送りながら、朦朧とした意識の中でふたたび叫びました。
(みなさん、まじですかーーーーー!!!??? 今日は200kmのロングライドなんですよーーーーーーっ!!!)
さあ、波乱の佐田岬ロングライドの開幕です!
次回につづきます♪
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