ロードバイクを買ったーー!その1

「みかん国のオレンジ・ローディー」


どうも、KenGoです(*´∇`*)


前回までは、ロードバイクを買うまでのお話でした。

格安ミニベロを買う! ー> クロスバイクを買う!ー> ロードバイクを買う!

という出来事がおよそ1ヶ月のうちに起こりました。


高校通学以来およそ30年間、自転車にも乗ったことがない男が、です。

まあ、買うとなったらそんなもんですよね^^;


さて、まずはショップ選びですね。

市内のプロショップか、量販店(Y'sロード)か?


ロードバイクはプロ機材っぽいので、まずはプロに聞くべしだろってことで、プロショップに行ってみました。

ちょっと敷居が高いかとも一瞬思いましたが、まあ特段気にせず、ずんずんショップに入って行きました。


「ろーどばいくが欲しいんですけどどれがいいですか〜?最初なんで15〜20万円ぐらいのやつで。」


親切な店員(店長?)さんが、親身になっていろいろ相談に乗ってくれます。

最終的に、「その予算だとGiantのコスパは最強ですよ」って結論で。


ふむふむ、なるほど。

Giantならバイクに無知な私でも知ってるぞ。


我が愛媛県の知事がGiantの劉会長と懇意になって、愛媛のサイクリング立県に尽力してるっていうのは、県民にはよく知られた事実です。

そのおかげでしまなみ海道の愛媛側、今治市にはジャイアント・ショップが誘致され、今治側のレンタサイクル(サンライズ糸山)のクロスバイクはジャイアント製だ。県警にも特別仕様のクロスバイクがジャイアントから寄贈されたらしい。

えひめ県民とっては非常に馴染みのあるスポーツバイク・メーカーであることは間違いないのですが、それゆえに、う〜ん、新鮮味がない。。。


気分を変えて、Y'sロードへ。なにやら最近になって愛媛に出店されたショップらしい(2016年当時)。


事前に本を読んで研究した、TREKというメーカーのロードバイクがずらりと並んでいました。(もちろん他のブランドのバイクもたくさんありましたが)


アルミなら十分予算内に収まる。カーボンでもEmonda Sシリーズなら割引となっていて、それほどアルミと変わらない値段となっている。


店員さんを捕まえて、あれこれ聞いていると、まずは体のサイズを採寸しないと、正確なバイクのサイズが分からないらしい。

じゃあ、採寸してもらおうってことで早速、身長やら、足の長さやら、腕の長さやら、もろもろ測ってもらいました。

どうやらTREKでの私のジャストサイズは「58」というサイズらしい。


目星のバイクにそのサイズあるか、Y'sロードの全店に照会をかけてもらったが・・・無い。

S5、S4の各色を調べてもらったが、すべて在庫なし。

普通より大きなサイズなので、なかなか流通していないのでしょう。


じゃあ、Emondaのアルミでいいや!ってことで照会をかけても、これも全国在庫なし・・・

これはもう工場にオーダー入れるしかないっス!ってことを店員がいうので、それでオケと伝える。

色は、このおしゃれな艶消しの赤で注文しておいてね〜、とお願いして入荷を待ちました。


それから1週間後ぐらいだったでしょうか。意外と早く、Y'sさんから連絡がありました。


店員「KenGoさん!Emonda入荷しやした!」

私「オケ! よくやった!今すぐ取りに行く!」

店員「チョッ(汗) せ、整備に時間がかかるので、ちょっとお時間ください。」

私「オケ。どれぐらい?10分?20分?」

店員「・・・い、いや、せめて1日ください。明日にはお渡しできます。」

私「オケ、全然問題ない。明日取りに行く(ちょうど休みだし)。よろしく整備しておいてね(はーと)」


翌日、奥様にY'sロードまで車で送ってもらいました。


私「はーーい、取りに来たよ〜。自転車できてる〜?」


私の初ロードバイクにご対面です。ドキドキ。


店員「お待たせしましてスミマセン!整備も完了しています。」

私「思ったより入荷が早くてオドロイタヨ。じゃあ、操作方法おせーて。」


店員さんが親切丁寧にギアチェンジの操作方法などを教えてくれました。

どっちがギアアップでダウンかすぐには覚えれませんでしたが、まあ何とかなるでショ!ってことにして、諸々手続きして店を出ました。


店員「アリヤトヤーシタ!お気をつけて〜!」

私「ウィ〜〜ッス。アリガトネ〜!」


ショップを出た私は、おもむろに赤いEmondaにまたがります。


「チョッ!(汗)サドル高っ!」


今まで乗っていたクロスバイクのサドル位置が低すぎたのでしょう。

足の長さに対して適正なポジションにしたサドル位置は、私には相当に高く感じました。

ペダルはフラットペダルの装着をお願いしていたのが、まだ幸いでした。


この状態でいきなりビンディングにしていたら、おそらく5mも進まないうちに100回は立ちごけしていたでしょう^^;

家までの15kmほどの距離を帰れるのか・・・

にわかに不安になってきました。


何とか、Y'sロードが入っている大型ショッピングモールの敷地から抜け出て、国道にバイクを進ますことができました。


しかし、国道に出てからさらに恐怖を味わいます。

クロスバイクなら平気で走れた道路が、ロードバイクに乗った途端、恐ろしい環境にと変貌したのです!


いや、変貌したのは私の運転です^^;

高いサドル位置や、ロードバイク特有のジオメトリ。

ほっそいタイヤ幅のタイヤや短いハンドル幅の影響で、まるで生まれたての子鹿のように、ブルブル震えながら、よろよろと走るのが精一杯・・・


止まるのも恐ろしく、走るのも恐ろしい・・・

あぁ!私はなんてものを買ってしまったのかーーーっ!


ヨタヨタと走る私の横を、クロスバイクのお兄ちゃんが高速でぶち抜いて行きます・・・


(お、おれもクロスバイクだったら、あんな奴に抜かれることないのにねーーっ!)

おや?なんかおかしな事になってますね?

ロードバイクに抜かれたことが悔しくてロードを買ったのに、

ロードバイクに乗って、クロスバイクに抜かれるなんて・・・ヽ(´Д`;)ノアゥア


こ、こんな自転車、買ってよかったのか???

もう、頭の中は不安と後悔のミックスジュース。

買ったばかりのロードバイクを帰宅途中にポイっと乗り捨てるわけにもいかず、ものすごーく時間をかけてなんとか自宅にたどり着きました。

今になってみると僅か15kmの距離なんですが、その時は命からがら、大サバイバルの末の帰還でした。


ロードバイクをリビングまで引き摺り入れて、私は赤いEmondaの前で呆然と立ちすくみました。


(俺は、本当にこの機体を乗りこなすことができるのだろうか・・・)


う〜ん、続きますね^^;


みかん国のオレンジ・ローディー

愛媛県(みかん国)松山市在住の新米ローディーのブログです。 30年来、スポーツらしいスポーツをしてこなかった40代男が、 2016年の秋のある日、ひょんなことからロードバイクを購入したことによる、 ロードバイク奮闘記です。

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