「みかん国のオレンジ・ローディー」
どうも、KenGoです(*´∇`*)
ちょっと飛んじゃいましたけど、グループライドについての前の記事のつづきです。
ずっと一人で走っていた私に転機が訪れました。
意を決してサイクリングチームに加入したのです。
そして、この記事はその最初の定期ライドに参加した時の模様です。
私が初参加したときの定期ライドは「しまなみ海道・周遊ライド」(前回のネタとかぶってるやん!)。
初級コースは今治市のサンライズ糸山を出発して、大島の外周 → 伯方島一周 → 糸山でゴールの約80キロ。
中級コースは伯方島までは同行して、そこから次の島、大三島の外周を一周して糸山まで帰って解散(約110キロ)というコース設定でした。
距離的にはあまり差が無いように思えますが、中級コースの大三島外周がどうやら曲者。
今年開かれた「えひめ国体」のロードレースのコースになっているほどのタフなコースらしいです。
80キロではちょっと物足りないと思った私は、恐る恐る中級コースを事前に希望していました。
(少し前に会長からコースの希望アンケートがきました)
さて、今治市まで車載で行くか、自走で行くか?迷いました。
自走で行くと往復200キロ弱かぁ〜・・・
それまでの(2017年9月の時点)私の最長ライド距離が160キロ。
それを超え、なおかつ獲得高度も大きくなるようなタフなライドになると予想されたので、ここは潔く(笑)車載にしよう!
当日の集合時間の30分前に、糸山の展望公園駐車場に車を止めてバイクを下ろし、集合場所のサンライズ糸山に向かいました。
晴れた日曜日の朝とあって、サインライズ糸山はたくさんのローディーでごった返していました。
いや〜、しまなみ海道ってやっぱり人気なんですね〜!
駐車場に止まっている車も県外ナンバーばかりです。
さて、そんなたくさんのローディー達の中から、私が加入したサイクリングチームの一行を探し当てなければいけません!
特にチームジャージも作っていないようなので、さらに発見の難易度が・・・
と思っていたら、チームHPで見た覚えのある男性を発見!!!
この集団に違いない!そして彼がリーダー(会長)に違いない!!!
「こんにちは〜、Kengoです!にゅうさん(会長の呼び名)ですかぁ?」
私が(勝手に)会長と思い込んでいた男性に話しかけると、その男性は慌てて、
「違う違う!にゅうさんはこっちです!」
なんと人違いでした(^///^)
でもその集団で間違いはありませんでした。
オッケー、オッケー。無事合流。
「いや〜、Kengoさん、よくいらっしゃいました!お待ちしてましたよ。でも、よく分かりましたね?」と会長。
「人が多かったんで、一瞬やばいと思いましたが、HPでお見かけしたお顔でピンと来ました!
でも人違いしましたけど。ハハハ」
その場で早速自己紹介タイム。
メンバーが多くてほとんどお顔と名前を覚えれんです、ハイ。
まあ、一緒に走っているうちにボチボチと覚えていくとしましょう♪
伯方島までは初級、中級とも一緒に走行とのこと。
にゅう会長を先頭に男女の別なく走り始めました。
特にしっかりとトレインを組む、ということなく、普通に一列になって走り始めました。
会長の次は僕と同年輩らしき女性、そして私。後ろにたくさん。何名いるのかハッキリ把握できていませんでした。(実際には10名ほどでした)
女性がいるからゆっくり引くのかな、と思っていると意外にそこそこのペース。
僕の前を走る女性の走力が高いんでしょうね。
会長さんは、そのかたに合わせてペースをつくっているようでした。
最初の島、大島では、センター縦断ライン(しまなみ海道の標準コース)ではなく、外周を走るようです。
初級コースは坂嫌いの女性が多いので、縦断ラインを走るより平坦な外周で、という判断でしょう。
しかし、そんな外周にも1箇所だけゲキ坂があったのです!
(Stravaの記録を見てみると、「田浦峠」という峠でした)
ヒィヒィ言って峠に到達すると、
会長が「ゴメ〜〜ン!坂、あったね〜〜」って。
女性陣のサポートをしつつ、ニコニコしながら上がってきました。
チームメンバーは全員サイクルジャージを着ているのに、会長の彼だけがカジュアルなフツーの格好、普段着なんですよ。
しかもタウン用の肩掛けバックを背中に背負って。
服装も、話し方も一切垣根がない、人を安心させるナイスな彼。
彼の人柄で、いろんなタイプの人がこのチームに集まってるんだろうなって思いました。
(後で知りましたが、彼は走ってもめちゃくちゃ速いローディーでした)
さて、峠でみんなが揃うのを待って、次の島、伯方島を目指して走り始めました。
「伯方の塩」で有名な島ですよね。
橋を降りてすぐにある「道の駅・博多S・Cパーク」で一旦休憩。
初級コースの皆さんとはここでお別れです。
ここもたくさんのローディーさん達がいます。
いろんな地域名が入ったチームジャージを見るにつけ、本当に全国各地からしまなみ海道を走りに来てるんだな、と実感できる場所でした。
売店で「伯方の塩ソフトクリーム」をみんなで買って食べてると、会長とチームのエースHさんが、だれかお知り合いを見つけたみたいです。
会長「あれ!Mさんじゃん!今日はどうしたの?」
Mさん「いや〜、今日は一人でしまなみポタリングですよ〜。みなさんこそ、今日はどうしたんですか?」
Hさん「今日はうちのチームのグループライドで来たんよ。Mさん、一緒に走っていく?」
Mさん「えっ、いいんですか?お邪魔じゃないですか?」
会長「ぜんぜん、ぜんぜん。このあと中級チームはHさんが引率していくから、そっちに入って〜」
Mさん「本当ですか?じゃあ、そうさせていただきます。みなさんよろしくお願いします!」
聞くと、このMさん、前の日に仲間内と激しいライドをしていたらしく、今日は回復走がてらにふらっと「しまなみ」を走りに来たそうです。自走で!
すごく爽やかな好青年のMさん。しかしヤバそうな(速そうな)オーラがムンムンしてますよ。
会長やエースのHさんのお知り合いっていうだけで、まあヤバイ人なんでしょうけどね。
さて、チームみんなで集合写真を撮った後、中級班は道の駅を後に、次の島「大三島」を目指します。
おっと、つづきます。
次回は怒涛の大三島・国体ロード外周の巻です。
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